豊かな感性が育つお話絵本
おはなしひかりのくに
5月号 こーんと かっぷの ペンキやさん
対象年齢 012345
現代を代表する作家・画家の書き下ろし創作絵本。季節の話、昔話、ユーモア話、ファンタジーなど、バラエティーに富んだラインナップです。
AB判 36 ページ
定価430円(本体391円)
今月の作者インタビュー
あらすじ
仲良しきょうだいこーんとかっぷがペンキ屋さんをはじめました。
その技に町の人たちもびっくり!
おはなしひかりのくに 5月号 作家/画家
たちばなさきこ 先生
- Q1.
描いていて楽しかったのはどこですか?
- A1.
こーんとかっぷが、次々に挑戦するペンキ塗りのエピソードを考えるとわくわくしました。細かいキャラ設定をして原画を描いていると、すっとお話の中に入り込んで楽しく描けました。
- Q2.
描いていて苦労したところは?
- A2.
レストランのシーンで、動物たちが食べている料理と、こーんとかっぷが壁に描く料理の絵との描き分けが難しかったです。
- Q3.
たくさんのキャラクターが登場しますが、お気に入りは?
- A3.
いるかくんです。どうぶつまちに引っ越してきて、海が恋しくて寂しがっていましたが、こーんとかっぷの絵に励まされます。最後には公園のペンキ塗りに参加して、友達ができました。
- Q4.
一緒に椅子に絵を描いたお孫さんとのエピソード、他に何かありましたら。
- A4.
小学生になった孫たちはやっぱりゲームに夢中ですが、ものを作ったり描いたりするのも好きです。毎年冬休みには干支の動物を粘土で作って色塗りします。ときどき手作り絵本も作ります。子どもの作るお話にははっとさせられて、絵本作りのヒントになることがあります。
- Q5.
子どもの頃はどんなお子さんでしたか?
- A5.
絵を描くのが好きで、子どもアトリエに通っていました。無口な先生で毎回ちょっと緊張していましたが、庭に大きな柿の木があり天井の高いアトリエが大好きでした。油絵を教えてもらいました。
- Q6.
どんな環境でお仕事をされていますか?
- A6.
私にはアトリエはなく、リビングのテーブルをデーンと陣取って描いています。朝食が終わるとささっと片付け、テーブルいっぱいに絵の具を広げます。家の真ん中で仕事するのは気分がよいです! 家族には迷惑かもしれませんが(笑)。
- Q7.
子どもたちや先生にメッセージをお願いします。
- A7.
このお話を読んで、お絵かきの楽しさや、みんなと協力して作ることの喜びが伝わればうれしいです。
※このページで取り上げた絵本は書店では取り扱っておりません。
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