image

豊かな感性が育つお話絵本 おはなしひかりのくに
7月号 しょうたと こうたの なつやすみ

対象年齢 012345

現代を代表する作家・画家の書き下ろし創作絵本。季節の話、昔話、ユーモア話、ファンタジーなど、バラエティーに富んだラインナップです。

AB判 36 ページ
定価430円(本体391円)

今月の作者インタビュー

あらすじ

夏の自然で思いっきり遊ぶ、しょうたとこうた。
二人はどんな夏休みを過ごすのでしょうか?

おはなしひかりのくに 7月号 作家/画家
いとうみき 先生

Q1. 『夏』が詰まったお話ですが、どのようにお話を考えられましたか? (ご自身の経験から生まれたお話なのでしょうか?)
A1.  この『しょうたと こうたの なつやすみ』は2017年の『がくしゅうひかりのくに』の7、8、9月号に連載されたお話をもとにして作りました。
何年もたった今、しょうたとこうたがあの頃のままの姿でまた一緒に夏を楽しめるなんて不思議です。お話の舞台は、私の故郷や旅で心に残った風景をビーズのようにつなげました。
Q2. 今回描かれていて楽しかったところ、苦労したところはありますか?
A2.  いつもそうですが、描くときは私自身がしょうたになったりこうたになったり…
その子の気持ちになって表情を描くのが好きで楽しいです。無意識に自分も口をとがらせたり眉をひそめていることに気が付くと笑ってしまいます。
苦労したところは、しょうたとこうたが砂で作るものを何にするかで悩みました。初めは怪獣と思いましたが、編集の方(桶川梨花さん)のアドバイスで恐竜にしました。具体的なアンキロサウルスにすることで、こうたはしょうたをちょっと見直し、しょうたはこうたの知らないことを教えてあげることで、ふたりの気持ちが近づく流れができました。また、恐竜や海の満ち引きなどの調べ学習につながれば嬉しいです。
Q3. 夏をめいっぱい味わうアドバイスをお願いします!
A3.  しょうたとこうたのように大自然の中で遊ばなくても、夏を楽しむことはできます。たくさん汗をかきながら外遊びをした後に飲む麦茶は美味しいですよね。夏の暑さをめいっぱい感じながら空を見ると入道雲がガッツポーズをしていたり、お隣の庭のヒマワリたちがグ〜ンと背伸びをしていたり。楽しい夏はすぐそばにもあります。

※このページで取り上げた絵本は書店では取り扱っておりません。

戻る

PAGE TOP