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豊かな感性が育つお話絵本 おはなしひかりのくに
2月号 20ぴきの ゆきの ひ

対象年齢 012345

現代を代表する作家・画家の書き下ろし創作絵本。季節の話、昔話、ユーモア話、ファンタジーなど、バラエティーに富んだラインナップです。

AB判 36 ページ
定価430円(本体391円)

今月の作者インタビュー

あらすじ

人間の家の床下で暮らす、20匹のねずみたち。
朝起きると、外は雪! どんな1日になるでしょうか?

おはなしひかりのくに 2月号 作家/画家
たしろちさと 先生

Q1. 20匹のねずみたちといっしょに、元気いっぱい雪で遊んだ気持ちになれるお話でした。たしろ先生は、雪遊びの経験はおありですか?
A1.  はい。小さい頃も、大人になってからも、雪遊びは楽しいですね。子どもの頃、父がかまくらをつくってくれたときのことは今でも鮮明に覚えています。雪の日の楽しい記憶です。
Q2. はじめての雪にふれるいちごちゃんが本当にかわいらしかったです。どんな気持ちでお描きになりましたか?
A2.  いちばん小さないちごちゃん…
かわいい小さな妹がいるような気持ちで描きました。
Q3. 今回のお話で、描いていて楽しかったところはどこですか?
A3.  どのシーンも楽しかったですが、みんなでいっしょに遊んでいる気持ちで描いた雪遊びのシーンは心が弾むようでした。いっしょに遊びたいです! それから遊んだ後のごはんのシーンも、みんなといっしょにおいしいものを食べる気持ちで描いているうち、もうお腹がすいてお腹がすいてたいへんでした…。
Q4. たしろ先生は、冬に楽しみにされていることはありますか?
A4.  雪が降った年には、夜、前の家の屋根に積もった雪を眺めるのが好きです。夜なのにいつもより明るくて…いつまでも見ていたくなります。
Q5. 20匹のお家を隅から隅まで見るのがとても楽しいです。実は…という秘密はありますか?
A5.  そうですね。秘密と申しますか、わたしがもしこねずみだったら…こんなお家に住みたいな、と、わくわく想像しながら描きました。家の中のブランコがお気に入りです。どこにあるかな? よかったら、探してみてください。
Q6. ごはんのシーンがたまらなくおいしそうです。冬に食べるあったかい料理、たしろ先生はどんなものがお好きですか?
A6.  冬にふうふういいながら食べるあったかいお料理はいいですね! 私が好きなのは、クリームシチューです。ゆげがほかほか、幸せな気持ちがします。
Q7. 今後、20匹に食べさせたい料理や、楽しんでもらいたい遊びはありますか?
A7.  おいしいものをたくさん食べさせてあげたいです。季節季節のおいしいもの、みんなで楽しく食べて、気持ちの温かくなるようなお料理がいいなと思います。
楽しんでもらいたい遊びは…そうですね。今回は寒い季節でしたが、暑い季節、夏には、20匹は何をして遊ぶのかしら…と、考えています。
Q8. 絵を描かれるときの、1日の時間割のようなものは決まっていますか?
A8.  ぜったいの決まりはないのですが、朝型なので、朝うんと早起きして、まだ暗いうちから描き始めるのが好きです。描いているうち、だんだんと窓の外が明るくなっていきます。
Q9. ちょっとした息抜きには、どんなことをされますか?
A9.  おさんぽをしたり、犬と遊んだり、本を読んだりしています。空を眺めるのも好きです。
Q10. 絵本を子どもに読み聞かせる、先生やおうちのかたへひとことメッセージをお願いします。
A10.  20匹といっしょに、雪の日をお楽しみいただけたらうれしいです。

※このページで取り上げた絵本は書店では取り扱っておりません。

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