豊かな感性が育つお話絵本
おはなしひかりのくに
4月号 おなべを もって ピクニック はるの まき
対象年齢 012345
現代を代表する作家・画家の書き下ろし創作絵本。季節の話、昔話、ユーモア話、ファンタジーなど、バラエティーに富んだラインナップです。
AB判 36 ページ
定価430円(本体391円)
今月の作者インタビュー
あらすじ
リスのリックとクックは、お母さんのパン作りのお手伝い。お鍋にパンの種を入れて、出かけていきます…。
おはなしひかりのくに 4月号 作家
中住千春 先生
- Q1.
リックとクックのお話は今作で2作目ですね。今回のお話が生まれたきっかけなどがありましたら教えてください。
- A1.
かあさんのおなべでパンは焼けないかなあ、リックとクックはどんなパンが好きかなあと考えて、そこからストーリーが広がっていきました。
- Q2.
お気に入りの場面はありますか?
- A2.
みんなでおいしそうにパンを食べる場面です。とっても幸せな気持ちになります。
- Q3.
今回は枝にくるくる巻きつけるパンが登場しますが、中住先生はどのようなパンがお好きですか?
- A3.
食べるのが好きなのはクリームパンで、作るのが好きなのは工程が楽しい動物のちぎりパンです。
- Q4.
ピクニックの思い出などはありますか?
- A4.
おやつを持って野山に出かけては、「赤毛のアン」のように、秘密の場所に名前をつけていました。
- Q5.
1作目は秋のスープ、今作はパンでしたが、次回作を構想されていたら、こっそり教えてください。
- A5.
もしもご縁があれば、次は、おなべをもってキャンプに出かけて、かあさん秘伝のカレーを作るのはどうかなあと考えています。
- Q6.
新年度のはじめに子どもたちに届く絵本です。読み聞かせをされる先生や保護者の方たちへメッセージをお願いします。
- A6.
リックやクックと一緒に、春の景色やパン作り、くり返しのセリフなどを楽しんでもらえたらと思います。おはなしの世界が、子どもたちの生活の中で会話や遊びにつながったら嬉しいです。
おはなしひかりのくに 4月号 画家
ふじいかずえ 先生
- Q1.
リックとクックのお話は今作で2作目ですね。描いていて楽しかった場面はどこですか?
- A1.
「わっせ わっせ おなべを もって ピクニック〜」と、おなべを運んでいるシーンで、ひとりずつ増えていく友達が、それぞれ夢中になっていることがわかる場面がたのしい。
- Q2.
特にこだわった場面がありましたら教えてください。
- A2.
「はるのまき」なので、春に見られる草花をできるだけたくさん描きました。
- Q3.
今回は枝にくるくる巻きつけるパンが登場しますが、ふじい先生はどのようなパンがお好きですか?
- A3.
それはむずかしい質問ですね。大のパン好きなので。あれもこれもと思い浮かびますが、きりがないので、これは反則かもしれませんが、卵のサンドイッチが好きです。
- Q4.
ピクニックの思い出などはありますか?
- A4.
ふらふらとお散歩のついでに、おにぎり屋さんのおにぎりを買って、近くの公園のベンチで食べていたら、必ずスズメとハトがやってきます。鳥はどこで見ているのか、大変目がいいですね。
- Q5.
子どもたちも園やおうちで描画をします。絵を描くのが楽しくなる秘訣はありますか?
- A5.
クレヨンも、えのぐも、ひとつひとつがとてもきれいな色なので、たっぷり使って描くとたのしいと思う。
- Q6.
新年度のはじめに子どもたちに届く絵本です。読み聞かせをされる先生や保護者の方たちへメッセージをお願いします。
- A6.
ページの隅から隅まで、心をこめて描きました。たくさんの発見が生まれるとうれしいです。
※このページで取り上げた絵本は書店では取り扱っておりません。
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