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豊かな感性が育つお話絵本 おはなしひかりのくに
1月号 たこの おまわりさん

対象年齢 012345

現代を代表する作家・画家の書き下ろし創作絵本。季節の話、昔話、ユーモア話、ファンタジーなど、バラエティーに富んだラインナップです。

AB判 36 ページ
定価390円(本体355円)

今月の作者インタビュー

あらすじ

冬の海の底では、タコのおまわりさんが交通整理に大忙し。
海の生き物がたくさん登場する楽しいお話。

おはなしひかりのくに 1月号 作家
苅田澄子 先生

Q1. お話が生まれたきっかけになる出来事や、
お話が出来上がるまでのエピソードがありましたら教えてください。
A1.  たこたろうさんは最初はおまわりさんではなかったのですが、8本の腕で交通整理、変身して犯人を追跡、スミを吐いて犯人逮捕! などなど、おまわりさんにぴったりだと思い、就職してもらいました。
Q2. お気に入りの場面がありましたら教えてください。
A2.  ささきみおさんの描かれる、さかなまちの場面が大好きです! とても楽しそうで、私も住んでみたいです。
Q3. どんなお仕事場で執筆されているのか、教えていただけますか?
A3.  春秋冬は日差しが暖かい出窓のそば、夏は冷房の効いているリビングのテーブルが多いです。パソコンを持って居心地のよさそうな場所を求めて一年中ふらふら移動しています。
Q4. お話を作られる時に、大切にされていることを教えてください。
A4.  子どもの時の自分が楽しく読める話を作れたら…といつも思いながら書いています。
Q5. 執筆中に欠かせない「お供」はありますか。(物でも、食べ物でも…)
A5.  考えが煮詰まると甘いものが食べたくなるので、チョコを常備しています。
Q6. お仕事の合間の息抜きには、どんなことをされますか。
A6.  最近雲に興味を持ち始めたので、窓から雲の形をしげしげと眺めたりしています。
Q7. 読者の子どもたちや、読み聞かせされる先生や保護者の方にメッセージをお願いします。
A7.  一生懸命がんばるたこたろうさんを応援してくださいね!

おはなしひかりのくに 1月号 画家
ささきみお 先生

Q1. お気に入りの場面がありましたら教えてください。
A1.  たこたろうさんが、どろろん どろろん と変身する場面が好きです。目つきが変わって、もくもくもくもく…「なになに?」と聞きたくなります。そのあと、「そんな特技があったんだ!」とびっくり。ここが好きです。
Q2. 絵の中、読者の子どもたちが気付いていないであろう秘密はありますか?
A2.  はこふぐちゃんが公園到着後、こっそり2回登場しています。是非、探してみてくださいね。
Q3. どんなお仕事場で絵を描かれているのか、教えていただけますか?
A3.  ほぼ畳1畳半程に机と制作道具一式、書類、パソコンをみんなぎゅうぎゅう積め込んで仕事をさせて頂いています。窓に板をつけて棚にしたり、どうにかやっております。可動式スタンディングデスクなので、立ったり座ったり、運動もできます。
Q4. 文章を「絵本」にしていく際に、大切にされていることを教えてください。
A4.  お話を初めて拝読させて頂く時の感動を大切にしています。おなかぺこぺこの時ごちそうが前にあるのを想像してください。お箸やスプーンを準備してどんなにおいしいだろう? とワクワクどきどきしながら頂きますよね。お話を拝読する前に必ずスケッチブック・鉛筆を用意します。そしてさあはじまりはじまり。浮かんできたイメージを書き出していきます。どきどきわくわくの大変楽しい瞬間です。
Q5. 執筆中に欠かせない「お供」はありますか。(物でも、食べ物でも…)
A5.  最近はノンシュガーでレモンやコーヒー味の飴が自分の中で流行っています。虫歯を気にせずにすむのでちょっと小腹が空いた時おすすめです。
Q6. お仕事の合間の息抜きには、どんなことをされますか。
A6.  絵を描くお仕事をさせて頂いている時は、難しい〜苦しい〜など思うことはあっても、集中して充実した気持ちのため息抜きしたいなあと思ったことがそういえばあまりありません。でも家事等をして頭を切り替えると、良いアイデアが出てくることがあるので息抜きは必要ですね。
Q7. 読者の子どもたちや、読み聞かせされる先生や保護者の方にメッセージをお願いします。
A7.  たこたろうさんがうつぼをさがしてまわる時の「心配な気持ち」、わかめに化けた時の「どきどきした気持ち」、うつぼに気づかれて解決するまでの「強い気持ち」、そんな感情の変化を想像しながら読んでいただけたら嬉しいです。

※このページで取り上げた絵本は書店では取り扱っておりません。

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